瀬戸口めぐみの
美容の“手”習い 〈vol.2〉
「うっかり日焼け」対策してますか？

日中の日差しの強さを感じる時期、特に「うっかり日焼け」にご注意を。
紫外線を浴びてしまった肌の中では炎症サインが活発化し、熱を帯びてほてった状態になります。
この“ほてり”は肌にとってはやっかいモノで、この状態を放っておくと赤みやかゆみなどの肌トラブルを招いてしまうのです。

また、ストレスや寝不足・不規則な生活習慣などでも熱がこもってしまうことも。サロンのお客様の肌に触れるとオーバーヒート状態という方が実に多い！　肌は、想像以上にぐったりしているのです（笑）。肌の炎症サインは、脳疲労や眼精疲労からも起こりうる症状でもあるため、しっかりお手入れしていきましょう。

あなたのほてり度、チェックします！

肌に熱がこもっているのに気づかない、気づいていないという方が多いですよね。まずは自分の肌状態を知ることからはじめましょう。
ポイントは手の「甲」でほてり具合を確かめること。手の「ひら」ですと手のひらの温度と間違えてしまい、肌のほてり度がわからないことも。
触れて熱いと感じたら、まずは炎症を鎮めるためのケアを忘れずに

気づいたら冷やしケア！ やり方はいたって簡単

サロンにいらっしゃるお客様からは「肌を冷やしてもいいの？　その後のコスメの効きが悪くなったりしない？」と質問を受けますが…
ぜひ、冷やしてください。

夜のクレンジングや洗顔後に冷蔵庫で冷やしておいたタオルで、頬からフェイスライン（耳下腺部分）を覆うだけ。睡眠不足で迎えた朝のケアの前にもおすすめです。
また、応急処置として冷却シートを貼ってもOK。
その後のスキンケアは浸透*もよく、高いパフォーマンスを得られますよ。
*角質層まで

朝の10分で肌の騒音をリセット！ 洗顔前の泥パック

また、冷やすケアと同時に取り入れたいのは、MEMイチ推しの「モイスチャーミネラルマスク」！ざわつく肌の騒音をリセットしてくれる泥パックです。

群馬県の鉱山、約6,500万年前の地層から採掘された希少な鉱石を原料に作った〈KIYOHクレイ〉は、ミネラルを豊富に含み、毛穴の汚れを吸着すると同時に、肌に必要なうるおいを与え、キメを整えてくれます。

泥パック特有のテクスチャーも心地よく、これからの季節におすすめです。

瀬戸口めぐみのココがPOINT！

健康な肌に欠かせないミネラルですが、ダメージを受けると体内のミネラル量が減少してしまいます。
このクレイパックには6種のクレイの中に、延べ36種類のミネラルを含んでいるため、うっかり日焼けをしてしまった後のお手入れにもおすすめ。自然の恵みいっぱいのクレイでパックケアをしてください。

瀬戸口めぐみの“手”習い　＜モイスチャーミネラルマスク編＞

使用するのはこちら
MEM モイスチャーミネラルマスク
100g　8,360円

1. 冷やしタオルを顔に当てる
   水で濡らしたタオルを顔・耳下腺・目の下のリンパ部分に当てて、冷やしましょう。夏場は濡れたハンドタオルをジッパー付きのビニール袋に入れて冷蔵庫で保管しておけば、すぐにケアできて便利です。また、冷却シートを代用してもOK。たった1分でもやるとやらないとでは大違い！

2. モイスチャーミネラルマスクを頬にのばして
   さくらんぼ大（約5g）を手にとり、頬にのばします。使用する量が少ないと摩擦の原因にもなるので、“気持ち、多め“を心掛けて。小鼻やTゾーンなど毛穴が気になるところは、指をクルクルと回転させながら塗り込みましょう

3. 頬→顔全体にまんべんなく塗る
   頬が終わったら顔全体にマスクを塗り、10分経ったら洗い流します。10分って長いように感じますが、あっという間ですよ。家事や出かける前の支度など隙間時間を上手に使ってくださいね

ここで、モイスチャーミネラル マスクのスペシャルなお手入れ法もご紹介

ミネラルパックの手習い〈その１〉
メイク崩れも防ぐ！時短ケア　クレイ＋濡れコットン

Tゾーンなどの部分パックは、クレイパックの上に濡れコットンをのせるのがおすすめです。
パックが終わったらコットンでふき取るだけなので、朝の時短ケアにもなりますよ。また、メイク前におこなえば、メイク崩れを防ぐ効果も！

ミネラルパックの手習い〈その２〉
毛穴・ざらつき対策にはスチームパック！  クレイ＋ラップ

ざらつきや毛穴汚れが気になる時は、クレイの上にラップをかけてスチームパックをおこないましょう。ラップをするとじんわりと温かくなり、毛穴汚れをしっかり吸着する効果も。洗い流すとすべすべの肌になります

トラブルが起きてからのケアでは遅く、これからはトラブルを未然に防ぐお手入れを身につけたいですね。 
定期的なケアをおこなって、炎症にも強い肌環境を整えていきましょう。