瀬戸口めぐみの 美容の“手”習い 〈vol.7〉 夏こそ「首」の老化対策を!

汗・皮脂汚れを見逃さない!V字ケアでハリ感のある首元美人に

暑さが年々増している今年の夏は、紫外線や汗や皮脂などによるタンパク汚れや日焼け止めのクレンジング不足によるくすみやザラつきなど、肌トラブルも多発中。しかも、首やデコルテは年齢が出やすいパーツなので油断は禁物です。


ザラつきやかゆみの原因は? うるおいを届ける前に必ずやってほしいこと

紫外線のほか、地面からの照り返しや熱波、汗・皮脂など、肌へ及ぼすダメージは計り知れません。この時期になると、首のザラつきやかゆみに悩んでいませんか? 

これらの原因のひとつに「クレンジングケア不足」があります。皆さん、首のケアを忘れがちなんですよね。 汗や皮脂によるタンパク汚れが溜まりやすい首元は、フェイスパウダーや日焼け止めが首の横ジワに残ったままの状態になっていることが多いのです。

さらにエアコンの効いた室内にいると肌が冷えて汚れがこびりついてしまい、クレンジングだけで落とすのはひと苦労。これでは赤みやかゆみも治まりませんよね。

そこで、夏だからこそやっておきたい、首元のお手入れ方法はコチラ。

Point

1)ゴマージュを使って肌表面に付着した汚れや古い角質をしっかりと落とす
2)その後、化粧水や美容液の美容成分をたっぷり入れて
3)“見えない”汚れが溜まりがちな時期は、週に2回程度の角質ケアをおこなうこと


角質ケアをする際は細かな粒子のスクラブ剤がおすすめ。MEMのゴマージュは繊細な肌の方でも安心して使えるよう、国産こんにゃく由来のグルコマンナンをスクラブ剤に採用しています。今回は、ゴマージュと化粧水を使ったハンドメソッドをご紹介します。

 


目指すは小顔&スッと伸びた美しいネックライン

首の頑固な汚れを取り除き、スッと伸びた美しい首筋を叶えるハンドメソッドのポイントは、耳の後ろから鎖骨にかけて斜めにつなぐ「胸鎖乳突筋」のケア。V字に走る筋肉を意識してほぐすと、リンパも流れてすっきりとした首元に。角質を取り除きながら肩凝り・むくみケア、さらには小顔効果も期待できる良いことづくしのマッサージです。

瀬戸口めぐみの“手”習い

使用するのはこちら
(左から)

ソフト フェイシャル ゴマージュ
80g 5,940円

エッセンス ローション
150mL 6,380円


首のザラつき・ゴマージュケア編

汗・皮脂・日焼け止めなどの汚れをしっかり落としましょう。広範囲に塗るので、バスタイムのケアにおすすめです。

  1. 首にゴマージュジェルを塗ります。使用量は顔と同量(1㎝くらい)を取り出し、首の広範囲に。汗の溜まりやすい首の裏側も忘れずに
  1. マッサージしたい側と反対の手を使って、大きくVの字で3回転ずつマッサージします。耳の後ろから鎖骨まで筋肉に沿ってほぐすと、すっきりします。最後はシャワーで洗い流してください


首の保湿・ローションケア編

お風呂上がりはローションパックで水分補給を。さらにラップで密着して、肌の奥までうるおいを届けます


準備 ① ミニ(横15㎝ぐらい)サイズのラップを長めに出し、Vの字に折り、用意しておきます
   ② 精製水でコットン1枚を湿らせます。手のひらで軽く絞った後、
   ③ エッセンスローションを含ませて、2枚に割いておきます


 

  1. 2枚に割いたコットンを伸ばしながら、首全体に貼ります
  1. コットンの上から準備していたV字ラップをのせて約5分。細かなシワもケアし、フワフワで透明感のある首筋へ


ここがPOINT!夏におすすめ! 冷やしコットンパック

コットンパックをする時は、精製水を上手に活用しましょう。
精製水を含ませてから化粧水を浸すと、化粧水の過度な使用を防ぐことができますよ。


また、ローションを含ませたコットンは、ラップなどに包んで冷蔵庫で一旦保管を。
お風呂上がりの冷やしローションパックは、肌の水分補給はもちろん、毛穴もキュッと引き締める効果も。
首の角質&冷やしパックケアは、週に2回程度がおすすめ。暑さに負けず、透明感のあるクリア
な肌を目指しましょう。