瀬戸口めぐみの
美容の“手”習い 〈vol.24〉
春の肌トラブルにクレンジングが良い理由

落としながらうるおいを補う! 
春の肌トラブルにはクレンジングがおすすめ

暖かな日差しを感じる春の始まりに喜ぶのも束の間……肌にとって、この季節の変わり目は油断大敵で、気温や湿度の変化が激しく、肌が上手に適応できない、まさに要注意の時期なのです。暖かくなると冬の間に溜まった古い角質や老廃物が“雪解け”のごとく放出してくる一方で、湿度がまだ低く肌寒さを感じる日は、肌を守ろうと皮脂の分泌が活発に。肌のコンディションがゆらぎやすく、乾燥や肌あれなどのトラブルが起こるのも無理はありません。

また、この時期ならではの花粉やPM2.5などの春の空気に混じるミクロの刺激物などを肌に付着したままにしておくと、炎症・アレルギーを加速させることに。炎症が起きると肌は乾燥して皮脂が溜まり、さらなる炎症を起こす……まさに負のスパイラル。
この時期は、肌のモイスチャーバランスをきちんと整えること。うるおいを補うことはもちろんですがもっとも重要なケア、それは「クレンジング」です!

クレンジングは「汚れを落とす」だけじゃない!
「肌を育む」ファーストステップ

肌は自らうるおいやハリ・弾力を生み出すことはできても、“落とす”ことはできません。だから、私たちの手で「汚れをきちんと落とす」ことが必要になるわけです。

クレンジングといえば、「汚れを落とす」役目がありますが、クレンジング剤を使わない方が今、増えているという声も。「石けんでオフできるポイントメイクだから大丈夫」「メイクも薄付きだから」など、“クレンジングは不要”と決めつけていませんか?

一見するとそんなに目立たないメイクでも、化粧下地やアイシャドウにも油分は含まれていますし、分泌している皮脂はれっきとした油です。洗顔だけではなかなか落ちない汚れをそのまま放置すると……肌の炎症はもちろん、エイジングサインを加速させることに。
だから、その日の汚れはその日のうちに、きちんと落とすことが必要なのです。

そしてもうひとつ。今のクレンジング剤は「汚れを落とす」だけでなく、「肌を育む」ことができるスグレモノだということ。なぜなら汚れを落とすことで、スキンケアの浸透が変わるから。油由来の汚れが残っているとスキンケアも弾いてしまい、なかなか浸透しません。つまり、クレンジングは汚れを落とし、肌を育むためのファーストステップになるわけです。
お子さまでもウォータープルーフの日焼け止めなどを塗った日は、クレンジングステップをいれていただくことをおすすめします。

 

ふわとろのクレンジングで、ほぐしながらマッサージ

MEMのジェントルクレンジングミルクは、油溶性と水溶性のいいトコ取りのクレンジング。
メイク汚れや皮脂などの油溶性の汚れをするっと落としながら、硬くなった肌をほぐし、柔らかな肌に洗い上げます。
注目はふわとろのテクスチャーと植物由来の洗浄成分です。洗浄力が高すぎると肌に必要な脂まで削ぎ取ってしまうため、柔らかく厚みのあるテクスチャーとやさしく作用する洗浄成分にこだわり、完成したのがこのクレンジングミルク。スチームなどの蒸気を使ったような、柔らかなテクスチャーでマッサージしてみてください。保湿成分やスキンケアオイルなど美容液成分を85%配合し、落とすと同時にうるおいを与え、ふかふかの肌へと洗いあげます。このふかふかが、スキンケアの浸透がよくなっているサイン。

 

瀬戸口めぐみの“手”習い

使用するのはこちら
ジェントル クレンジング ミルク
150mL 4,950円

 

スペシャルクレンジングケア
通常のクレンジングとは別に、週に1度のディープクレンジングがおすすめ。肌をほぐしながら、こびりついた汚れをオフしていきます。

  1. まずは、メイク汚れなどの肌表面の汚れをオフしましょう。さくらんぼ粒(大)のクレンジング剤を手にとり、顔に5点置きします。小さならせんを描きながら汚れを浮かしていきましょう
  1. ティッシュでクレンジング剤をふきとります。顔にやさしくティッシュを押し当てて、メイク汚れを吸わせるようにするのがポイント。強い力を加えたり、ティッシュで擦ったりするのは厳禁!

  1. 先ほどと同量のクレンジング剤をもう一度手にとって顔に点在させ、マッサージを。汚れをとかしだすよう小刻みに円を描いて

  1. 最後に、濡れコットンでふき取った後、洗い流します。コットンでふきとると汚れもしっかり取れますし、その後の洗い流しもスムーズに済ませられます


 

クレンジングをきちんとおこない、透明感のあるトーンアップした肌へ。もう一度、スキンケアの基本に戻って、丁寧なお手入れを心掛けてみてください。