瀬戸口めぐみの
美容の“手”習い 〈vol.22〉
UVケアの基礎知識①〈紫外線と日焼け止め〉

紫外線対策は365日必要です!
最新技術を搭載したUVプライマーが大活躍

「光老化」という言葉をご存知ですか? 長期にわたり紫外線を浴び続けることにより、シミ・シワ・たるみ・乾燥・ゴワつきなどエイジングサインが現れる、いわば肌の老化現象。実は、これらエイジングサインの約80%が紫外線による影響であると言われています。この数字を聞くと、うかうかと見過ごすことはできませんね。

「紫外線」といえば、紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)の2つがあります。じわじわと肌の深くまで届くUV-Aと、強い光で肌表面の細胞を傷つけ炎症を引き起こすUV-B。タイプは異なりますが、どちらも注意が必要です。
 

⚫︎UV-AとUV-Bの肌への影響をおさらい
〈UV-A〉
じわじわと肌の深くまで届く波長で、ハリや弾力を形成する線維芽細胞を傷つけ、シワやたるみの要因に。UV-Aはガラス窓を通過してくるため、室内や車内にいても日焼けしてしまうことも。
〈UV-B〉
波長が短い分、強い光で肌表面の細胞を傷つけ炎症を引き起こす。くすみ・シミなど肌表面に現れる日焼けはこちらが原因。

 

最近では、紫外線の影響による子どもたちの皮膚疾患が増えています。紫外線対策をいち早く取り組んだオーストラリアでは、子どものUVケアが義務付けられているほど。日本でも温暖化で暑い夏が長引いていることもあり、紫外線ケアは必須。美しく健康な肌を守る最重要課題だといえるでしょう。
 

今は365日の紫外線対策は当たり前。
その先を行く最新UVケアとは!?

日本の夏も気温・湿度の上昇で、いつも以上に“暑い夏”を感じていたと思います。紫外線対策をおこなっている方は多いと思いますが、紫外線は夏だけ降り注ぐわけではありません。春夏秋冬、太陽が隠れている曇りの日でも紫外線は降り注ぐため、油断は禁物。UVケアは一年365日必要と考えましょう。
そして今、UV機能の高さはもちろん、さらに付加価値をつけたアイテムが続々と登場しています。注目はUV・スキンケア・メイクアップ効果を搭載した化粧下地。ひとつでマルチの機能を持つハイブリッドな商品を味方にしない手はありません。

そこで大切なのは、化粧下地を選ぶ基準。まずは、十分なUV機能が備わっているかどうかを確認しましょう。SPF・PAの数値の他に、肌への負担が少ない設計になっているか、うるおいを逃がさずキープできるかなど、スキンケア機能にも注目を。
最後は、優れたメイクアップ機能があるかどうかも見極めて。くすみや色ムラをカバーし、活き活きとしたツヤ肌に仕上がるかどうか……挙げたらキリがありませんが、MEMのUVプライマーは、これらすべてのポイントにこだわって作っています。

瀬戸口めぐみの“手”習い

使用するのはこちら
サン プロテクト リクイッド ジェル プライマー
〈クリアベージュ〉
SPF50+ PA++++
40g 5,280円


基本編

  1. 適量を手にとります。大きめのパール粒1個分くらい。 量が少ないと紫外線防止効果が得られにくいため気をつけましょう

  1. 顔に5点置き(両頬、額、鼻筋、あご先)します。両頬は少し多めでもOK

  1. 中央から外側へ均一に伸ばしていきます。力を入れすぎないように中指または薬指を使うのがおすすめです

紫外線から肌を守るUVケアは、朝のスキンケアの最後のステップとして毎日のルーティンに。最新技術を搭載したハイブリット化粧下地で春の肌作りを始めましょう。